なかなか書けない記事たちよ。
大変長らくご無沙汰しております。管理人のハナマルです。
PCの不調とその他諸々の理由(めっちゃくだらんやつ)により更新が停滞しておりました・・・不覚。
更新のなかった数年間、そりゃあまあいろいろありました。コロナとか・・・戦争とか・・・!いろいろとありましたが、管理人はいろいろ継続して旅は続けておりました。
記事更新のリハビリがてら写真を掲載するとともに、旅行記としてこちらの更新もしなければな・・・と心新たにしております。何か月続くことやら。
というわけで!!
次回旅行の予告のみこちらでやっておいて、今回はお暇しますぞ!!!
次回の旅行は題して【湯布院攻略☆離れ露天風呂付旅館のススメ】!
来週末に湯布院の方に足を延ばそうかと画策しております。
というのも、現在各県旅行が安いじゃん???
結局私ら夫婦は格安でしか行かないんですよ・・・味を占めちゃってるから☆
格安旅行でどこまでいい思い♡ができるか・・・楽しみで仕方ありません!
また後日更新します!こうご期待!!
【九州編】「3密」を99%華麗に回避!!コロナでも心おきなく史跡デート☆無人な名スポット17か所を一挙公開!
皆様こんにちは!管理人のハナマルです。
なかなかコロナ禍の波は収まりませんね~。緊急事態宣言も出ていないことだしGoToで旅行に行こうにもなんとなく気が引けます。それでも旅好きは行くんだけども。
管理人ハナマルはきっと対コロナウィルスのワクチンor特効薬が世界中に広まったらバブルがくるって愚直に信じてます!絶対来る!!オス!!!
というわけで来るバブル経済に備えて今のところはおとなしく『99%の確率で3密を回避できるスポット』を紹介していきます!ある程度拓けていて歴史があって楽しくてほぼ人がいないところをピックアップしました。今回は九州編をダイジェストで紹介します!
【今回紹介するスポット地図はこちら!】
【目次】
- ①両子(ふたご)寺【拝観大人300円/P無料】
- ②浮羽稲荷神社【参拝・P無料/福岡県】
- ③高千穂河原【拝観無料・P400円/回】
- ④芦屋町の洞山【見学・P無料】
- ⑤成田山久留米分院
- ⑥如意輪寺【拝観・P無料】
- ⑦臼杵磨崖(まがい)仏
- ⑧高崎山
- ⑨有田ポーセリンパーク【入場料・P無料】
- ⑩田平天主堂【拝観・P無料】
- ⑪針尾電信塔【見学・P無料】
- ⑫カトリック中町教会【拝観・P無料】
- ⑬西海橋【見学・P無料】
- ⑭クルスの丘公園【見学・P無料】
- ⑮宮崎神宮【見学・P無料】
- ⑯天岩戸神社【拝観・P無料】
- ⑰飫肥城【見学無料(場所によっては別料金がかかる場所もあり)・P無料】
①両子(ふたご)寺【拝観大人300円/P無料】
オススメ度:★★★★★
大分県の国東半島に位置する由緒正しい天台宗のでっかいお寺です。境内が非常に広いため散策にかなり時間がかかります。じっくり見る派の管理人は1時間以上かかりました。両子山の大自然に囲まれており、写真の仁王像の横には清流が流れています。九州のお寺ではここが一番好き。ちなみに管理人が行った時は休日にもかかわらず参拝客0でした。超穴場です。
②浮羽稲荷神社【参拝・P無料/福岡県】
オススメ度:★★★★☆
最近インスタ映えスポットとして話題になっているようですが、近くの太宰府天満宮などのスポットと比較すれば人出はまだまだ。しかしこちらは伏見稲荷神社、松尾神社、太宰府天満宮の三神が祀られた歴史ある神社です。山肌に鳥居が91基立っておりかなりフォトジェニック。近くまで車で上がれますので、無理せず行けるところまで行ってしまう方が◎。
③高千穂河原【拝観無料・P400円/回】
オススメ度:★★★★★★(ボーナススター!)
こちらは管理人の一番のおすすめ神社。絶対行くべき。天孫降臨を全身で感じることができます。元々ここは今の場所に移される前の霧島神宮があった古宮址。鳥居の向こうに見えている山の山頂には、坂本龍馬が新婚旅行で訪れた際に引っこ抜いちゃったと言われる「天の逆鉾」があります。遠すぎて肉眼では見えませんが、そこまで登山道があるので行くことも出来ます。ご興味があられる方はフル装備を。写真の河原まではサンダルでも登れるくらい穏やかな坂道でした。そしてこちらも超穴場です。
④芦屋町の洞山【見学・P無料】
オススメ度:★★★★☆
北九州市民にもあまり知られていない洞穴です。海岸にあるので、3密を気にする必要は全くなし。かなり圧倒される大きさの洞穴は、岩の侵食によってできたそう。近づけないようにロープが張られていますが、遠目に見てもド迫力です。日本海の絶景と合わせて楽しんでいただきたいところ。ちなみに近くには釣り場や、お魚料理が楽しめる地魚のレストランがありました。岩肌を歩いていくので、スニーカーなど歩きやすい格好がベター。
⑤成田山久留米分院
【拝観大人500円:中高生300円:小学生100円・P無料】
オススメ度:★★☆☆☆
かなり遠くからでもすぐ分かる非常に大きな大仏様。こんなもんが福岡にあったのか!と驚く大きさです。境内はとても充実していて、このでっかい大仏様の頭の辺りまで階段で登ることが出来ます。登りきった先には小さな窓があり、筑後平野の景色を見渡すことが出来ます。でもすっげぇしんどいぞ。虚無の中をぐるぐるグルグル延々と階段を上がっていくうちに、これは仏の課した現世の苦行か……!!と言いたくなります。中には仏教寺院のモニュメントなどたくさん見どころはあり非常に楽しめますが、拝観料が500円と安くはないため当ブログでの評価は低め。しかし見応えたっぷりのうえ、意外と人がいないスポットなので行ってみる価値あり。
⑥如意輪寺【拝観・P無料】
オススメ度:★★★★☆
写真で管理人がひょっこりしてますゴメンなさい。実は超オススメしたいお寺がこちら。境内には5000体以上ものカエルの置物やモチーフのものが置かれており、とてもユーモラスなお寺です。こちらの写真はカエルの「阿吽像」。ご住職さんがお寺の敷居を低くしたい、と願い拝観無料でお寺を解放してくれており、たくさんのカエルさんたちを置いてくれているそう。ご住職の温かさが伝わってくる穴場スポットです。
⑦臼杵磨崖(まがい)仏
【拝観料大人550円:小中学生270円・P無料】
オススメ度:★★★★★
拝観料がかかるにも関わらずこちらをおすすめする理由は二つあります。まず、大仏様が素晴らしいこと。平安~鎌倉時代に彫刻されたとされていますが、誰がどんな目的で彫ったのか解明されておらず謎大き磨崖仏です。そのどれもが穏やかな表情をしていて、山の悠然とした自然と相まりそこにいるだけで「来てよかった」と心から思えるほど心休まります。そしてここをオススメする理由はもうひとつあり、この磨崖仏に関わる全ての皆さんがとても温かく優しかったことが印象的だったことです。受付の方も、タクシーのおじさんも、近くの民家の方も、にっこり笑顔で「よく来たねぇ」と声をかけてくださいました。0円貧乏旅でも、ここは信念を曲げて来る価値あり。管理人イチオシです。
⑧高崎山
【入場料大人520円:小中学生260円・P400円】
オススメ度:★★☆☆☆
大分県の観光スポットとしては言わずと知れた高崎山。穴場とは言えませんが、こちらが今「三密を避けられるスポット」として注目されています。野生の猿が見られるスポットとして有名な高崎山ですが、かつて大友家の根城であった「高崎城」があった場所でもあります。管理人は向かいにある水族館「うまたまご」には行かず、こちらで事足りちゃいます。水族館も好きですが、高いしなぁ。しかしこちらも料金お高めのため、ジリ貧旅的には評価は低め。
⑨有田ポーセリンパーク【入場料・P無料】
オススメ度:★★★★☆
こちらはかなりオススメの佐賀県のスポット。ドイツのツヴィンガー宮殿をそのまま再現しています。ほんとに日本かと目を疑うようなこの公園、入場料はなんと無料です。もともと17世紀ごろのドイツはマイセン磁器など陶器が貴族の間で流行っていました。今でも玉ねぎの柄が特徴的なマイセン陶磁器はデパートなどで高級な贈答品として販売されています。そんなドイツのマイセン磁器は、実は有田焼を模倣して作られていた、という話があります。友好関係があるんやろうなぁ~。ちなみに中にはもちろんバロック式の庭園もあり、飲食店や陶磁器が購入できるお店もあります。こちらもかなりの穴場スポット。
⑩田平天主堂【拝観・P無料】
オススメ度:★★★☆☆
長崎県平戸市の入り口にあるこちらの教会。長崎の隠れキリシタン関連遺産ですが、こじんまりとしており観光のお客さんはあまりいません。教会なのであまり人で賑わってしまわない方がいいかもしれません。私はこの像が気に入ったので写真を載せていますが、実際には赤いレンガ造りの教会があり中を見ることができます。また、個人のものなので写真は載せませんが、お墓がこの教会の横にありそちらもなんだか見ていて心が洗われるような気分になります。そんな田平天主堂、実はサンセット映えするスポットらしいのですが管理人はサンセットのかなり前についてしまい写真が撮れませんでした。残念!!!
⑪針尾電信塔【見学・P無料】
オススメ度:★★★★★★★!!
こちらは廃墟マニアとしてはマストな無人スポットです。外から見れば巨大な塔にすぎませんが、内部に入ることができ見上げると天に向かって無限に繰り返される金属のシークエンスが・・・数学の美しさを感じる脳汁ビショビショスポットです。管理人は何度も何度もここに戻ってきて見上げてを繰り返し夫に呆れられました。それほど美しい!またこれが第二次世界大戦の遺産だというからまた美しさに奥行きが生まれるわけです。まさに四次元の美しさです。このほかにも、管理棟なども残されており時代から取り残されているかのごとく植物に覆われていて言葉では表すことができないほど退廃美を感じます。少々不便な場所にはありますが、超穴場スポットです。行くなら車が断然オススメ。
⑫カトリック中町教会【拝観・P無料】
オススメ度:★★★☆☆
こちらの美しい教会は、なんと長崎市内にあります。長崎市はちなみに管理人の一番好きな街です。長崎市にはグラバー園や、新地中華街、平和記念公園など有名スポットがたくさんありますが、こちらの教会はタクシーの運転手さんに教えてもらったところ。2019年のローマ教皇来日の際に、ローマ教皇がこの教会に立ち寄ったそうです(運転手さんによると)。直接祭事が行われたわけではありませんが、市民によって大事にされている教会であることがわかります。観光スポットではないので、見学にいっても静かにしましょう。
⑬西海橋【見学・P無料】
オススメ度:★★★★☆
こちらも長崎県から。佐世保市から長崎市に向かう際、下道を通るときには必ず通る場所です。こちらの西海橋には遊歩道が設置してあり、足元に(恐ろしくも)のぞき窓が設置されていておっかなびっくり上を通ることができます。そして、眼下には運がよければ渦潮(うずしお)を見ることができます。九十九島の入り組んだ雄大な景色を眺めるのもまた日本の外郭を見たような気分になってよいものです。ここも西海市では有名スポットですが、無人気味。コロナの時期には特におすすめできます。
⑭クルスの丘公園【見学・P無料】
オススメ度:★★★★☆
日南海岸沿いにある「願い事が叶う」と言われるパワースポット。管理人が訪れた際はあまりの太平洋の広さにあっけにとられ「クルス」(つまりクロス、十字のこと)に気付かずはしゃぎまくってしまいました。大体の位置を申しますと、展望台(ウッドデッキ)に立って、右を向いてやや下寄り(曖昧)です。宮崎は真夏をオススメしたいところですが、こちらは真夏に行きますと100%肌を焦がします。秋・春の行楽シーズンくらいがちょうどいいかも。
⑮宮崎神宮【見学・P無料】
オススメ度:★★★★☆
こちらは「神宮」と名前がついているのにどういうことか管理人の2回の訪問のうち一度としてほかの参拝客に出会ったことのない無人スポットです。出会ったのは巫女さんだけやでラッキ☆こちらは初代天皇「神武天皇」が祭られているもちろん由緒ある神社。写真は載せておりませんが、参宮通りから緑に囲まれた非常に趣のあるつくりになっていて、ぜひとも雨の日、緑がよりみずみずしくみられる日にこそ訪れたい場所です。人いないし。
⑯天岩戸神社【拝観・P無料】
オススメ度:★★★★★
日本の創世記や神話が好きならばおなじみの場所、天岩戸(あまのいわと)神社です。『天岩戸伝説』といえば超絶スッキリまとめるとスネて岩に引きこもった「天照大神」(日本神話における太陽神)を弟の須佐之男命(その片割れの男の子の神様)がどんちゃん騒ぎして引っ張り出したというあの伝説です。その宴会場に当たる場所が写真の鳥居の奥です。(以前は引きこもり部屋の岩も見えたらしいのですがそれは現在木が生い茂っていて残念ながら見られず・・・)単純に川のそばにある珍しい神社なので、スニーカーでないと行きづらいですが一見の価値あり。こちらもほぼ無人スポット。
⑰飫肥城【見学無料(場所によっては別料金がかかる場所もあり)・P無料】
オススメ度:★★★★☆
さて、桃鉄をプレイしたことがある人は一度は読み方がわからずくよくよしたかもしれない南九州の小京都「飫肥城」(おびじょう)です!城の敷地の中には杉の真ん中に立つと幸せになれるという「幸せの四本杉」などがあり、パワースポットにもなっています。駐車場の近くでは揚げたての「飫肥天」や、名物の「厚焼き玉子」をいただくことも。有料の箇所もありますが、無料のスポットだけでも十分に楽しめるほぼ無人スポットです。
如何でしたでしょうか。
三密を避けてジリ貧旅行をすることは可能です!むしろジリ貧旅行だからこそ行きたいスポットもたくさんあります。この時期にむしろ「ジリ貧無人スポット」を楽しんでみてください。
福岡市博多区【後編】拝観料無料~50円!?③巨大大仏様にご挨拶!旅のシメは元祖長浜屋SP
こんにちは。ハナマルです。
前回は番外編ということでマリエラのディナーを特集しました。人生最高の体験だったので是非皆さんも体験していただきたいです。
というわけで博多の旅もとうとう二日目です!【ホテルビスタ福岡】さんに宿泊し、チェックアウト時間の10時にホテルを出発、そこから旅は再スタートします。
ここで事件発生!!
駐車場代が24時間1100円のパーキングに停めたつもりだったのですが、清算してみると2200円に!!倍額だと!!??
なんとこのパーキング、≪駐車後24時間1100円≫ではなく、≪00:00まで24時間1100円≫だったのです。つまり00:01になった時点でまた1100円追加されちまったわけです。ちくしょう!!ジャックバウアーだ!!
さてまぁこんなことも旅にはつきもの。(と言いながら自分を慰め)
二日目も拝観料無料の神社仏閣、高くても50円の場所のみ紹介していきます。
しかもこの50円のお寺、めちゃくちゃ見ごたえあります。何度も言いますが京都超えてるぜ。駐車場にはしてやられたけど。
【目次】
- ①東長寺(仏殿見学:無料/大仏見学:50円・駐車場無料有)
- ②聖福寺(拝観料無料・駐車場無料有)
- ③「元祖長浜屋」(ラーメン550円~・駐車場隣50円/15min)
- ④西公園(駐車場無料)
- ⑤光雲神社(拝観料・駐車場無料)
- ◆まとめ
①東長寺(仏殿見学:無料/大仏見学:50円・駐車場無料有)
やってきました東長寺。博多駅の博多口から出まして、徒歩で10分とかからないでしょう。大博通りを歩いていると右側にどどーんと大きなお寺が現れます。こちらが東長寺。806年に唐での修行を終えた空海(弘法大師)が密教東漸を目的として、降り立った博多に建てた密教最初のお寺です。だから密教のお寺の中では日本最古のものです。
他にも東長寺の境内には日本一のものがあります。こうご期待。
◆拝殿
門をくぐって左に行くと、このような大きな仏殿が現れます。中には木造の千手観音像があります。ここもなかなかフォトジェニック。ちなみにこちらの東長寺、永禄・天正の時代に戦火で一度焼け落ち廃墟となっています。のちに福岡藩2代目藩主・黒田忠之がこの寺を再興し、親子三代にわたりこの寺を大事に守ってきました。
◆六角堂
さて大仏殿の目の前にあるこちらの六角堂。建造されたのは江戸時代と比較的新しいものですが、その6枚ある扉のひとつひとつには、聖福寺の仙厓和尚など著名人の自筆の書画がしたためられています。目が悪くて管理人ハナマル気づかなかったぁ。かなり目立つ建物ですので、こちらも要チェック。
◆福岡大仏(大人:50円)
正門から見て正面にあるこちらの建物の二階に上がっていくと、このお寺でいちばん見ておきたいものが鎮座しております。その名は福岡大仏、なんと日本で一番大きな木造大仏です。階段を上がっていく段階から期待度MAX。
※大仏そのものは撮影禁止の張り紙がありましたので撮影はしていません。
大仏殿に入るなりほんとうに息を呑むほど存在感のある大仏が目に入りました。圧倒されました。しばらく言葉が出てこないほど呆然と眺め、主人と二人で「すごいね」と絞り出すのがやっとでした。ほんとうにそれほど美しかったです。高さ10.8m、重さ30tある福岡大仏は、平成4年に建てられたためまだまだ新しいものですが、これから年々重厚感が増していくことでしょう。絶対おすすめ。
②聖福寺(拝観料無料・駐車場無料有)
東長寺から徒歩5分ほどで到着するお寺です。境内は国の史跡に指定されています。境内に無料駐車場(かなり広いです)があり、アクセスも悪くない。松の木が苔むした庭にたくさんあり、見ごたえも抜群。なんといっても歴史のあるお寺ですから、お時間が許すならぜひとも細かく見て回っていただきたいです。
以下公式HPより抜粋。(http://shofukuji.or.jp/wp/)公式HP
聖福寺は建久6年(1195年)に鎌倉幕府初代将軍源頼朝公よりこの地を賜り、栄西禅師を開山として創建された日本最初の禅寺です。
禅寺といえば、無機質な空間の中に自然を生かす日本の造形美。そんなものが大都会福岡にあるなんて驚きです。広いので心してかかりましょう。(言うほどないですご安心を)
◆総門(筋塀)
境内でもひときわ目立つ総門。ここから禅の世界に入っていきます。この門は黒田長政ゆかりのもので、黒田長政が福岡城建築の折、名島城(福岡市東区)に当時すでにあった城壁を移築したものであると言われています。こちらの城壁にも、お寺の地位の高さを表す5本筋がありました。ちなみに、この門を出てすぐは普通に車道になっていますので写真を撮るときには注意してください。管理人危うく引かれかけたの。
このほかにも要人や天皇家の人しか使えない勅使門がありますが、そちらも非常に見ものです。写真撮り忘れたけど。
◆仏殿
門より奥に入っていくと、無染池と山門があり、その奥に仏殿が現れます。それぞれホントにスケールが壮大。やはり日本で初めに建てられた禅寺なだけに気合が入っているのかな、としみじみ思いました。仏殿の中を覗いてみると、乾漆造りの三世仏が目に入ります。雲龍図もあったらしいのだが、何分日差しがまぶしかったため天井まで見ることができず。悔やまれるところです。
◆本殿へ
さて、ここから本殿の方へ歩いていきます。えっ!?さっきの仏殿が本殿じゃないの!?と思われそうですが、そうじゃないんだな。私も騙されたが。まだまだ奥があります。松のたくさんある庭を通れば、本殿への期待が高まります。
この道の先に本殿があります。本当は檀家さん以外はいることができないのですが、管理人ハナマルは注意書きに気が付かずうっかり入っちゃった。一通り写真を撮って出てきて、後から「あっ!!」と気が付きました。ごめんなさい。というわけで写真は撮りましたが掲載はしません。しかし、檀家さんしか入れない本殿の方には小さいながらも立派で美しい石庭がありました。この旅で石庭フェチになりそうだ。
③「元祖長浜屋」(ラーメン550円~・駐車場隣50円/15min)
はい!聖福寺から車で15分ほど走りますと到着します!「元祖長浜屋」さん!正真正銘長浜ラーメン発祥のお店です。超あっさり!!
福岡のラーメンはどこもとんこつラーメンばかりですが、博多のラーメンはほかの地域と比較しても特にあっさりしています。スープも麺もたっぷり注がれていて食べ応え抜群。薄切りのチャーシューもトロトロ。先日行った「はかたや」さん(290円のラーメン屋さん)もかなりあっさりでしたが、くらべものにならないくらいあっさり。
ちなみにどちらもカウンターのみ・カウンター椅子のお店なので小さなお子様には不向きです。大人の楽しみにしておきましょう。
④西公園(駐車場無料)
長浜から車で7分、ラーメン食べたばかりで行くと後悔する公園「西公園」です。なぜ後悔するかというと、全国三位のホットドック屋さんがあるから。今になって、朝に行けばよかった~と後悔しています。だいたい500円前後で絶品ハンバーガーが食べられます。ホットドックというより、ハンバーグがはさんであるのでハンバーガーかも。駐車場は10台未満と狭いですが、チャレンジするならお昼前の午前中がおすすめです。
⑤光雲神社(拝観料・駐車場無料)
西公園のすぐそばにある神社。さて問題です。この「光雲神社」はなんと読むでしょう。正解は「てるも」神社です。何回聞いても覚えられず、管理人の中ではキラキラネーム神社として片付けられていますが、こちらは福岡藩主黒田如水(官兵衛)・黒田長政が祭られている由緒正しき神社です。キラキラネームなんて言ってごめんなさい。
入ってすぐに、右手にあるお手水。黒田長政の兜を見ることができます。
ところで、黒田如水というと多くの人のイメージは大河ドラマで主演を務めていた岡田准一さんではないかと思いますが、管理人ハナマルのイメージでは映画『清須会議』で官兵衛役をしていた寺島進さんです。(どうでもいい)
◆母里太兵衛の像
『黒田節』という歌のモデルになったといわれる、黒田家の家臣の一人「母里太兵衛」の像がありました。母里太兵衛さん、ドラマを見た方ならご存じだと思うのですが、福島正則をして酒豪と唸らせ、巨大な槍「日本号」の持ち主となった武将です。
◆黒田節
福岡県民謡『黒田節』ってこんな歌↓↓↓
◆境内
ざっと境内はこんな感じ。ここは非常に不思議で、お賽銭を入れると何かの音がどこからか聞こえてきました。どうやら鶴の声だったようです。福岡市の舞鶴という地名にちなんでいるようです。
◆まとめ
ここまでで今回の度は終了しました!お疲れ様です!
最終的に今回かかった費用をおさらいします。
●はかたや(ラーメン):290円×2
●ホテルビスタ福岡さん:2000円
●マリエラさん:12500円
●駐車場代:2200円泣
●元祖長浜屋さん:550円×2
●東長寺:50円×2
▲TOTAL 18480円
はい!今回同じ福岡県内での旅行だったため交通費は含めていませんが、トータルで2万円越さなかったぜ!これは完全勝利と言えるでしょう。
というわけで!全四回に分けてリポートしました福岡市の旅SPも以上です!!
ぜひ皆様GoToの期間にお越しくださいませ。コロナには十分お気をつけください!
福岡市博多区【感謝を込めて番外編SP】クリスマスに、何気ない日常に、感謝の気持ちを込めてマリエラを。
こんにちは。ハナマルです。
〇2020/11/14追記
こちらのクルーズ船「マリエラ」は、2021/1/1をもちまして運行終了が決定しています。いままでたくさんの思い出をありがとうございました。感謝の気持ちを込めまして、記事を残しておくことといたします。
普段は史跡や神社仏閣ばかりレポートしてますが、管理人ハナマルは20代です。当然おしゃれなものも大好きです!えへへ!今回は番外編ということで『マリエラクルーズ』についてレポートします!
博多に拝観料無料の神社仏閣めぐりをした日、実は主人の50歳のお誕生日でした。そのため、博多に宿泊したその日は「ベイサイドプレイス博多」から出港する『ソラリアリゾートシップ マリエラ』のディナーをプレゼントしました。
そんなに大型な船ではありません。定員数も少数です。
◆乗船の前に確認したい!服装/受付・出航時間は?
しかし、やはりフレンチのディナーだけあって、周囲はカップルや家族連れ、マダムの会ばかりでした。服装は男性は平服~スーツ、女性はワンピースや和服の方まで。とくにドレスコードなどはありませんが、ジーンズなどカジュアルすぎなければOK。といっても、ドレスアップする必要もなし。ワンピースなどで品よくまとめていきましょう。男性はスーツよりも、ジャケットを羽織るくらいでちょうどいいです。
現在はコロナウィルスの影響により出港時間が通常よりも早くなっています。17:00に出航するため、受付時間が16:30までになっています。
日本初、天然ピンクダイヤモンドを中石に使った婚約指輪【Bizoux Bridal(ビズーブライダル)】
当日受付も可能ですが、何分人気のクルージングのため土日祝やイベントの日などは事前予約がおすすめ。公式サイトで予約すると割引もあるので、活用すると◎。
◆いざ乗船
さて、16:30までに乗船手続きを終え、16:45から乗船できます。クルーの皆さんが椅子に座るまで上着を預かってくれたり、椅子を引いてくれたりしてくれます。出航まではウェルカムドリンクとして飲み物をオーダーできます。今回はドリンクAプランをオーダー。ほかにもBプランもあり、こちらはAプランのメニューに加えてスパークリングワインや梅酒、カクテルなどもオーダーできるようです。ここでしばし談笑。
17:00になると、静かに出航します。
今回のコースメニューはこちら。なお、食物アレルギーのある方は電話・WEBで予約する際に事前に申告するといいでしょう。
どのお料理も非常においしかったです。見た目にも鮮やかで、品のあるコース内容でした。
◆前菜
出航後5分ほどでまずは一皿目。蛸と鰆がややスパイシーなソースに絡み、見た目にも華やかにコースが始まりました。コチュジャンソースがかかっていますが、辛くはなく香りと風味を楽しむことができます。なんといっても、北海道産の水だこがおいしい!スパイスの香りで次々と口に入れたくなるような味でした。
さて、まだまだ日は落ちていませんが、完全に日が落ちる前に記念写真を撮ってもらえます。
と、夕暮れは早いものでそろそろ日が落ちてきます。同時に、室内の照明もゆっくり落ちてきて雰囲気もいい感じに。
このあたりで、パンが配られ、スープが来ます。うっかり写真を撮り忘れてしまいましたが、非常においしかったです!貝が苦手な私でも、お出汁のおいしさにいつのまにかすべていただいてしまっていました。(フレンチにお出汁って言葉は使わないよねぇ・・・)
このあたりからサンセットを見ることができ、同時にピアノの演奏が始まります。会話が続かなくても大丈夫!ってくらい雰囲気は最高です。→【マリエラ予約】
◆メイン
さて、本日のメインディッシュ。牛肉があまり食べられない私にはちょうどいい、ポークとチキンのグリルです。このポークがフォークで切れるほどほろほろに煮込まれていて本当においしかった!また、チキンの方もこちらもスパイシーなタンドリー風味でお酒が進みます。赤ワインよりは、どちらかというとさっぱりと白ワインでスタイリッシュにすっきりといきたいところ。ボリュームもあり、大大大満足な一品です。
◆屋上の様子・夜景
メインディッシュを食べ終わったころに、屋上に出てみました。クルーの方に一言「デザートは戻った後でおねがいします」と伝えておけば、戻ってきたときにタイミングよく持ってきてもらえます。誰もいませんが、くつろげるようになっていて居心地抜群です。ここからは、博多湾近郊の工場地帯や街並みが夜景となって見渡すことができます。
夜景を眺めて過ごすもよし、ふたりで写真を撮るのもよし。室内の空間から静かな場所に出られるので、ここで二人で過ごすのもいいかもしれません。お料理も自分たちの好きなタイミングで運んでもらえるので、時間を気にする必要もありません。
◆デザート
ここでリフレッシュした後、室内に戻ると再びピアノの演奏が始まっていました。
そして一息ついたところで、デザートが運ばれてきました。ワインとともに楽しむ色とりどりな季節のデザートがなんとも贅沢です。ここで改めて、夫に「誕生日おめでとうございます」と祝福をしました。→【マリエラ予約は一休.com】
このお芋のモンブランが絶品!甘さ控えめのジェラートとの相性も最高でした。普段甘いものを食べない夫(50歳)の方が早く食べ終わっており、「おいしかった~~!」としきりに言っていました(今もあのモンブランおいしかった~と言っています)。このマリエラはデザートが好評らしいので、ぜひゆっくり味わっていただきたいです。
このころにはすっかり日も落ち、ほろ酔いでムードも満点。
と、突如ピアノの演奏がバースデーソングに変わります。お名前を読み上げたりはしませんが、「本日お誕生日のお客様がいます」とだけ紹介があり、夫にマリエラからのプレゼントが手渡されました。私が事前に依頼しておいたワインのプレゼントです。ほかにもお誕生日の方がいらっしゃったようで、その方にはケーキが渡されていました。この時周囲では、事前に依頼できる花束を渡す男性や、持参したプレゼントを渡す男性などが見受けられました。皆さん事前に準備されてたんだな~とほころびつつ、うれしそうな主人を見るとこちらの方が幸せな気分になれるものです。→【マリエラ予約は一休.com】
そんなこんなで船は19:00頃ベイサイドプレイスに戻りました。
ベイサイドプレイスから徒歩で帰れる【ホテルビスタ福岡】さんに宿泊しました。ここは博多のどまんなかで歓楽街も近いのに、大浴場があるめずらしいホテルです。大浴場も広々としていて洗い場も多く、アメニティも一通りそろっています。
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福岡市博多区【中編】拝観料無料~50円!?②もはや(いい意味で)大都会福岡とは言わせない承天寺SP
こんにちは!ハナマルです。
前回の記事では博多祇園とはなんぞや!?というところから、拝観料無料のスポットを巡り、最後に290円で食べられる激ウマラーメンを紹介しました。
(記事はこちら↓↓)
いや~今回巡っていましたがほんとうにいい場所です、博多区。
今回は前回の続きから紹介してまいります。博多祇園山笠にゆかりがある場所より、今回の特集は「承天寺」よりお届けいたします。都会の喧騒に飽きたなら、こちらをお勧めしたく思います。
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【目次】
①承天寺(拝観無料・駐車場近隣¥300/h)
前回ご紹介した【博多千年門】の通りにある、聖一国師が開山したお寺です。福岡市指定有形文化財になっています。こちらのお寺は境内に車道が走っており、非常に面白いつくりになっています。その理由や、承天寺についてのあれこれを、無料ガイドさんが長い時間をかけてお話してくださいました。この日は観光のお客さんが少なかったため、「暇だったんですよ~」とガイドさん。こちらとしても、こんなに詳しくお話が聞けるなんてありがたい限りです。
◆正門・門の周辺
承天寺は敷地が二つに分断されており、入り口が二つあります。一つは「承天寺通り」に面しており、中に入ると庭園を見学することができます。そして、外の車道側から入ることができるこちらが正門。こちらの横に聖一国師のお話が記載してある案内板があります。そこには、承天寺の紹介と聖一国師の紹介が書いてありました。
非常に見にくいですが、聖一国師がこのお寺に招聘されたこと、そして日本でも非常に格式の高い寺院であることが記載してありました。また、このお寺の位の高さがお寺の外壁からわかるらしいのです。
◆外壁の五本線
外壁を見ると、黄土色の土壁に5本の白い線が彫ってあります。これは日本でも最高の位のお寺であることを表しています。1本~5本と、線の数が増えるほど格式が上がっていくそうです。しかし、先にも説明した通りこのお寺の境内は二つに分断されています。それはどうしてでしょうか。後ほど説明します。
◆内部
中に入ると、苔むす地面に松の木がたくさん植えられています。まさに臨済宗、禅寺。詫び寂びの世界の体現です。お寺の内部で、きちんと禅の世界観を表現してあることがわかる造りでした。
石畳があり、たどっていくと境内にたどり着きます。
◆境内(仏殿)
正門から見た図。門から見て、仏殿がやや右にずれているのは、戦後行われた区画整備によるものだそう。仏殿の中には、仏像が三体ありました。木造のお釈迦様と、両脇の菩薩像が鎮座しています。ほんとうに無料で見てもいいのだろうか!?と思えるほど立派です。また、仏殿内部は禅寺らしく宋から伝わったとされるタイル敷きになっています。
◆境内にある「碇石」
こちらは仏殿横にある「碇石」(いかりいし)。元寇の際、元軍が博多湾から逃げ帰る際に非常に重いこの碇石を大量に湾に捨てて帰ったそうで、現在博多には史跡として各所に展示されています。こちらは1m50cmほどの大きさでしたが、大きなものでは2mを超すものもあります。元寇の史跡巡りもまた楽しそうです。
◆承天寺通り
さて、裏門から出ますとそこには「承天寺通り」があります。承天寺は、この通りを隔てて二か所に分断されています。こちらは博多駅整備事業に伴う区画整備の際に、海側に早く出ることができる道として新しく整備されたそうです。当時は二車線だったそうですが、交通量の多さと交通状況が悪かったこともあり現在は一車線に、そしてスピードが出せないように車道を意図的に曲げてあります。
こちらの車道は川を模していており、車道には波の形を模して石畳が敷き詰めてあります。この通りに欄干があるのは、川に架かる橋を再現しています。博多の喧騒に突如現れる、別世界のような通りです。承天寺が禅寺だから、なんだかその別世界観も納得というもの。なかなか粋な通りなので、承天寺に行ったときはぜひ眺めてみてもらいたいです。
◆内部⑵
そしてもう一つの門から入ると、ふたつに分断された承天寺のもう一片の部分を見ることができます。「観光客のみなさんはこちらが正門と間違えて入られるんですよ~」とビートルズ好きのガイドさんがおっしゃってました。本殿がある方も見ごたえ十分だったが、個人的には庭園のあるこちら側の方が好きでした。
◆聖一国師にまつわる石碑
もう一つの門をくぐると、左側にすぐに三体の石碑があります。聖一国師と≪満田彌三右衛門≫にまつわる石碑です。ガイドさんによると、1241年、聖一国師は宋で修行の旅を終えたのちに博多の地に降り立ち、宋からうどん・そばの製法を持ち帰り、この地に広めました。この時、饅頭の製法も持ちかえったとのことです。現在の紅白饅頭からあんこを抜いたようなお饅頭です。そのため、ここ博多は【うどん・そば発祥の地】とされています。
◆聖一国師と一緒に並べられる≪満田彌三右衛門≫
こちらの石碑と並んで、満田彌三右衛門という名前の彫られた石碑も並んで立っています。この満田彌三右衛門さん、聖一国師とともに宋に渡り、「博多献上織」のつくり方をこの地に広めた人物です。いろいろ宋から持って帰ってきてくれたんだなぁ。感謝感謝です。
そしてさらに奥まで進んでいくと、角を曲がった先に庭園の入り口があります。普段はその門の外からしか眺められない石庭ですが、ガイドさんが一緒だったため特別に門を開けていただきました。
◆洗涛庭(せんとうてい)
ここを見た瞬間に、京都超えた!と管理人は思いました。だってここ、拝観無料なんですよ!
この庭を簡単に説明しますと、向かって左側の苔庭の部分が中国大陸(現ユーラシア大陸)を表しています。波の文様のある石庭部分が日本海、そして苔むす石が壱岐、対馬をそれぞれ表しています。そして右側の建物が日本列島。全く、粋。息をのむ美しさです。
よく遠くを見てみると、建物の戸の隙間から紅葉が見えています。この紅葉は、「博多献上織」のイベントが毎年11月頭に行われているのですが、毎年その期間のみ一般公開されます。大人気のイベントだそうで、毎年観光客が殺到するとか。ちなみに今年はイベントは中止されています。
今回たくさんガイドしてくださった福岡市のガイドさんはビートルズが大好きだそうで、ご自身で承天寺通りでこのようなお写真を撮っていらっしゃいました。4人で承天寺を訪れた際には、ぜひともチャレンジしてみたい構図です。
承天寺の紹介はここまで!
非常に見ごたえのある拝観料無料寺、承天寺でした!
福岡市博多区【前編】拝観料無料~50円!?①博多祇園山笠のルーツを探ります
九州一の大都市である福岡市。九州にお住いの流行に敏感な若人たちは必ず一度は行ったことがあると思います。今回は【博多区エリア・中央区エリア】SP!と題しまして、拝観料は基本的に無料~50円で内部まで細かく見ることができる神社仏閣の情報をお届けしたいと思います。今回は一言申し上げます。京都超えました、博多。今回は前編です。300円以下のラーメン情報もあるよ!!
魅力が多すぎて伝えきれない福岡市。今回は博多祇園山笠にまつわる場所・文化にフォーカスしていきます。『やまがさ』じゃないよ、『やまかさ』だよ!『やなぎだ』じゃないよ、『やなぎた』だよ!!!
【目次】
Q・博多祇園山笠とは?
A・福岡市の博多に古くからありますお祭りです。ユネスコ無形文化遺産に指定されており、地元の人だけでなく県内外のたくさんの人から愛されるお祭りです。以下引用。
博多祇園山笠の起源には諸説がある。櫛田神社の社伝によると、祭神の一つ祇園大神(素盞嗚命)を勧請したのが天慶四(941)年。すでに都(京都)では現在の祇園祭につながる御霊会が行われており、勧請間もなく始まったという説。また、文献的初見である「九州軍記」に基づいて永享四(1432)年起源説もある。『博多祇園大山笠 公式HP』より抜粋/https://www.hakatayamakasa.com/
残念ながら今年は延期が決定していますが、毎年多くの人がこのお祭りを見るために博多に訪れます。一番の見どころは早朝に行われる、スピード感が楽しめる『追い山』。そして、博多祇園山笠の起こりを語るうえで欠かせない人物が聖一国師(しょういちこくし)。
なんでも、大昔に博多で疫病が流行った際に、聖一国師が施餓鬼棚に乗って、疫病退散のために町中をまわって祈祷水をまいて回ったのが起源なのだとか。
①櫛田神社(拝観無料・駐車場は近隣¥200/h~)
博多区では一番大きなアーケードである「上川端商店街」からほど近くにあります神社です。こちらの神社の御神体をお祭りするのが博多祇園山笠です。「お櫛田さん」の名前で博多の皆さんから親しまれています。『追い山』では、一度この神社に地区のすべての山笠が集まり、一基ずつここからスタートし、町内を駆け抜けます。ゴールまでの速さを競うのです。
◆正面入り口
立派な門構え。近くにはお土産屋さんや人力車などもありました。ちなみに今回宿泊したホテルはこの近くだった『ホテルビスタ福岡』さん。大浴場もあり非常によいホテルでした!後ほどリポートします。
この日は曇り。いつもに比べれば人は少なめ。
門の内側には赤い大きな提灯がありました。その奥には大きな暦が。
◆内部
非常に充実していました。博多区民の祇園への愛が非常によく伝わってきます。歴史は古いにも関わらず、とてもきれいに清掃されている境内。ところどころに花も咲いており、見ているだけで趣を感じられます。
コロナウィルスの影響で、鈴は撤去されていました。今回の旅の無事を祈り、お参りもきちんと。こじんまりとしていますが、なかなか迫力のある建造でした。
どこの流(ながれ)かは忘れてしまいましたが、中には博多祇園の山笠が飾ってありました。博多祇園では、所有する山が属する地区が7つに分かれていて、それぞれの語尾に「流(ながれ)」がついています。たとえば「中州流(なかすながれ)」や、「西流(にしながれ)」など。お祭りの期間外は、博多の随所随所にこのように山笠が一般公開されています。
この面は、加藤清正の像だそうで。裏面には桃太郎の鬼退治の一場面が装飾されていました。
なんか「うりゃ~!!」って感じです。ちなみにここで写真を撮っていると、ボランティアの方が声をかけてくださいまして、「飾り段の一段目に立って見上げて撮ると、人形と目が合って迫力が出ますよ~」と教えてもらいました。
さて、お櫛田さん自体は10分~20分程度あれば十分楽しむことができます。お櫛田さんの周辺には、観光するべきところがまだまだあります。
そろそろおなかもすいてくる頃でしょう。
③上川端(かみかわばた)商店街
お櫛田さんの側面の門を出てすぐにある商店街です。中では『博多通りもん』などの博多のお土産も買えますし、おいしいグルメも食べられます。お櫛田さんの観光のあとは、こちらでラーメンをいっぱい食べて次に行くのもおすすめです。
◆290円で食べれる激うまとんこつラーメン「はかたや」さん
博多にきたなら食べて帰らずしてどう博多を語ることができようか。こちらは商店街の中ほどにあるラーメン屋さん。カウンターのみの店内は、いつもお客さんがたくさんいます。今日は比較的すいていたため並ぶことなく座ることができました。しかし待ちの人がいるとしても、そもそもラーメンなので何十分も待たされるということはそうそうありませんのでご安心を。
うーん、安い。これは経営努力にほかなりません。ここのラーメンは非常にあっさり長浜ラーメン。透き通るスープと細麺が見た目から食欲をそそります。胃袋を優しくわしづかみにするあつあつスープ。店内もとんこつ臭くなく、苦手なひとでもここならチャレンジできるかもしれません。
ラーメンを食べて、ビールを飲んで。二人で¥1060なり。最初会計間違えたかと思いました。
ちなみに、「はかたや」さんの向かいにはもう一軒ラーメン屋さんがありまして、こちらのお名前は「元祖ラーメン長浜家」さん。こちらは一杯¥600でした。博多には「元祖」や「本家」、「長浜や」とつく名前のラーメン屋さんがたくさんあって非常にややこしい。
上川端商店街にはほかにも入ってみたいお店がたくさんあります。どのお店も見逃せません。
②博多千年門(見学無料・駐車場近隣¥300~/h)
徒歩10分ほどで到着する寺町の入り口にある門です。お櫛田さんからは少し離れていますが、歩けない距離ではありません。こちらにもガイドさんがいらっしゃって、10分以上も一緒に歩いて下さりゆっくりと周辺のことを教えてくださいました。
こちらは平成26年に建てられたもののようで、非常に新しいものです。こういった建造物がのちのちの歴史的建造物となっていくのだろうな~と思います。歴史が浅いからと言ってないがしろにせず、みんなで守っていきたいですね。
こちらは門に書いてある「博多千年」の書ですが、こちらを描かれた宮司さん(西高辻信良さん)は菅原道真公の末裔とのこと。
ちなみにこちらの門は非常に立派な木造ですが、一枚板の扉は樹齢1000年を超えるクスノキを使用しているそう。国内にはもう使用できるクスノキがなく、ミャンマーから取り寄せて数か月乾燥させて使用しているそうです。
◆『博多献上織』の模様
こちらは門上部にありました模様です。ご存じのかたは見てすぐピンとくるかもしれません。『博多献上織』通称『博多織』の模様です。上の写真のように細い二本線が内側の太い一本線の外側に描かれています。細い線が太い線を守るようにみえることから子が親を守る様子にたとえ「孝行縞」というそうです。
対してこちらは『子持ち縞』。博多献上織を使用した製品は京都の西陣織などと比べても安価で購入することができます。実際私も自分のお土産に博多献上織の布が使われていボールペン(¥550)と、娘に博多献上織の模様のヘアピン(¥350)を購入しました。使い勝手も非常に良さそうで、宝物になる予感がします。
長くなりますので前編はここまで。
次回は中編【②博多・天神の寺町めぐり】をお届けします。
5千円のはずが壱萬円旅に!1泊2日京都・兵庫編③とうとう壱萬円超えますラストSP
こんばんは!ハナマルです。
夫から「記事おもしろい!」といいね(サムズアップ)がもらえたので俄然張り切っているハナマルです。
それでは最終日!
この日は兵庫県までひとっとびしました。
ちなみに宿泊していたホテルウィングインターナショナル京都四条烏丸さん
非常に快適でした~~~。次回泊まるときには必ず写真をアップします!
ちなみに思い出したことがありまして・・・
ホテルの近くに非常においしい餃子屋さんがあるらしいんです!
次回京都に訪問したときは必ずレポートします!
そしてとうとう2日目になり、帰宅する日にちとなりました。
ちなみにこの時点で9400円使っています。
さぁどうなる。もう結末は見えています。なんという茶番であることか。
①姫路城(入場料/大人:1000円・小~高校生:300円)
ひゃぁぁ~い壱萬円超えた~!!
・・・はい、というわけでお邪魔してきました。池田さんのお宅、もとい姫路城です。その見た目の白さから「白鷺城」とも称される、兵庫県の非常に有名なお城です。1300年代に築城されたのち、羽柴秀吉など数々の城主を迎え、そして送り出してきた名城です。
率直に言いますと、このときブログするつもりなかったので、写真は全くと言っていいほど撮っていません。残念!!
ちなみにこの姫路城、公式の所要時間は90分~120分となっています。
私たち夫婦の場合4時間かかりました。何してんねん。
写真も撮らずにひたすら見学していました。
何を隠そう、ほんとうに本気で見学しようとしたらそれくらいかかります。それくらい見ごたえたっぷりなんです。歴代城主とその家系・歴史・建築様式だけではなく、お城にまつわるエトセトラを隅から隅まで見て回ってください。なんかちょっと歴史に明るくなったような気分になれます。
というわけで!!
今回は壱萬円オーバー旅行に結果的になってしまいました。OMG!!!
この日の金額
●姫路城見学料 1000円×2 2000円
●食事代 およそ1000円×2 2000円
この日の合計 4000円
TOTAL 13400円
なにしてんねん!!!
当初の予定より8400円オーバーしました。
これはいけませんね!!!今回の旅行は完全に失敗と言えるでしょう。
原因は言わずもがな、目標金額が低すぎた(甘)
ちなみにこれまで行ったことのある旅行では、3000円切る旅行とかもあったため(そっちをレポートせい)、これからも頑張って目標金額を下回れるように頑張ります!!!そしてもっと情報を伝えられるように写真を撮るぞ!!!えいえいおー!!
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5千円で1泊2日京都・兵庫【メジャー編】②雲行きが怪しくなってきたの巻
前回から引き続きこんにちは。ハナマルです。
前回のブログでは5000円余裕やったなんてホラ吹いてすいませんでした。
5000円は言い過ぎた。足りんやった。
(大蔵大臣『主人』に確認済み)
反省はしている。後悔はしていない。だから続きを書くのだ。
だいたい壱萬円かかりました!!!ごめんなさい!!!!
でも楽しかったです。
嵐山を堪能した後、まだまだチェックインには早すぎたためふらりと立ち寄った伏見区。何を隠そう、管理人は坂本龍馬が大好きです。彼の生きた足跡をたどりはるばる九州から参ったといっても過言ではありません。寺田屋を見学した後、たまたま発見しました。
①キザクラ カッパカントリー(見学無料・駐車場は近隣200円/1h~)
なんと、寺田屋から徒歩圏内。「かっぱっぱ~るんぱっぱ~き~ざくら~」のCMは日本人なら誰もが耳に残っているはず、おなじみの酒造メーカーさんのミュージアム兼直売所にお邪魔してきました。なんとなく失礼な気がして、ミュージアム内は撮影していません。
中に入ると、黄桜さんのこだわりが非常によく見えてきます。カッパのキャラクターのチャーミングなイメージはさることながら、京都の綺麗な水があってこその「あの味」なのだとよくわかります。なぜかというと、ミュージアム内部に「この水で清酒をつくっています」と水道が展示してあるのです。おそるべし、BIWAKO。ところで面白いなと感じたのが、カッパのキャラクターの見た目の変遷も展示してあること。写真をお見せできないのが残念ですが、お酒好きでも飲めなくても、ビジュアルで楽しむことができるミュージアムでした。
あ、試飲ができます!管理人はできなかったのでレポートできません!
店内では清酒だけでなく、地ビール、どぶろくまで試飲ができます。酒蔵を改装して作られている店内で美酒に酔うのも、また京都旅行の新しいスタイルと言えるでしょう。
②平等院鳳凰堂(拝観料 大人:600円/中高生:400円/小学生:300円)
拝観料はじゃらんnetより。このあたりで感じた。あ、ふたりで5000円以内で京都は無理。というわけで、ふたりで5000円ではなく≪ひとり≫5000円に予算を変更。開き直ってこのあたりから拝観してきました。
日本人にとってなじみの深い場所です。10円玉でおなじみの平等院、その起源は859年にまでさかのぼります。末法思想の世を救うべく建造されたこの寺院は、社殿の目の前に蓮池があり、まさに『極楽浄土の再現』となっています。
平安貴族が建造した寺社では唯一、建造物、庭園、仏像、壁画が残っている史跡として、鳳凰堂が世界遺産に認定されました。天災・人災が続き、また釈迦の入滅から2000年後の末法の世の到来におびえた人々の心の拠り所とすべく建造された平等院。現代においてもその思想は受け継がれ、新型コロナウィルスの脅威に揺るがされている世界の人々のために功徳がなされているようです。
社殿横の展示室にて鳳凰像(一万円札のアレです)を見たのち、ホテルへ移動。
本日のホテルは『ホテルウィングインターナショナル京都四条烏丸』さん。
ちなみに今回、ツインルーム・一泊食事なしで3000円で宿泊できました。
非常にきれいなお部屋で、夫婦ともに大満足でした。
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
ほんとうにGoTo万歳です。
食事は徒歩圏内だった錦市場にて。中に地ビールの飲み比べがありました。ハモの天ぷらを食べ、ビールを飲み、就寝。
・・・ごめんなさい、この時はブログをする予定がなかったため写真がありません・・・不覚ッ!!!
さて、ここまでかかった金額を計算します。
前回ふたりで2000円かかっています。
●黄桜酒造周辺パーキング 200円
●平等院鳳凰堂600円×2 1200円
●夕飯 ふたりで3000円
●ホテル代 だいたい3000円
ここまでで合計9400円です。はい!!これはやばい!!!
次回最終日、兵庫県についてレポートします。
関西!5千円で1泊2日京都・兵庫【メジャー編】
今回の京都は宿泊費・食費を5000円以内に抑えるというチャレンジをしました。交通費は車で行きましたので福岡から往復で1.5万円くらいでした。
結果としては、無謀でした。
この旅行の基本は
●無料の観光地オンリーで楽しむ
●食事は絶対現地でしか食べられないのものを
●ホテルはGoToをフル活用
ホテル・旅館はGoTo期間中はうまくいけば夫婦で~1000円で泊まれちゃいます。地域共通クーポンや地域限定クーポンを使用すると無料で旅行もできます。今だけ!詳しいクーポンの使用方法はHPを確認してください。
→【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
さて、当日の行程です。北九州から京都まで車で高速を使っておよそ7時間かかります。そのため、金曜日の18:00頃に車で出発し、明け方に京都に到着。京都南ICで降りる前のSAで仮眠をとり、翌10:00から観光開始しました。
①伏見稲荷大社(拝観・駐車場無料)
京都に行ったことがある人は、一度は訪れたことがあるであろう京都を代表する神社。全国に30,000社あると言われる稲荷神社の総本宮です。奈良時代から起算して1300年以上もの歴史を誇る神社は、連日多くの人でにぎわいます。
GoToのこの時期に行きましたが、人手としては例年よりインバウンドの減少の影響でかなり少なめに感じました。
この神社の見どころは長々と山に連なる赤い鳥居でしょう。そのひとつひとつをよく見てみると、あら、地元の企業が、、、なんてこともしばしばありました。奥の方を二人で歩いていると、社殿そのものの美しさはもとより稲荷山の自然の美しさに見とれます。非常に豊かな自然のもとで信仰が育まれていったことがよくわかります。
そんな伏見稲荷大社は、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全など諸々の願いを聞いてくれます。晴れの日もいいですが、曇りの日に行くのも非常におすすめ。
②渡月橋(見学無料・駐車場500円~)
渡月橋からは40分ほど車で離れますが、今回の旅のメインは嵐山周辺のため移動。
こちらもメジャーなところ。今回は観光客が全体的に少なかったため、近隣の広い駐車場に停めることができました。ただ、観光地側ではなく橋を渡ってしまった先に、何件か500円よりも安い駐車場があるのを今回発見しました。お土産屋さんまでは少々歩きますが、行けないことはない。候補として挙げられるでしょう。
③竹林の小径の奥にある蓮池(見学無料)
竹林の道は大変メジャーですが、奥にあるお寺の蓮池が今回わたしの心をわしづかみにしました。ようみたら花咲いとる。左端に映っている水鳥の大きさと比較したら、蓮の葉の大きさがわかるかと思います。ただ、この時期は花は咲いていないような気がする。ちなみに、管理人が愛用している香水は蓮の花の香りです。好きなんだ。女性は蓮池好きな人が多いのではないだろうか。
もちろん、こちらも。こちらは本当に静かでよい散歩道です。
ぜひとも腕を組んで歩きたいところ。
こちらは今まで一度も行ったことがなかったため、拝観料はかかりましたがお邪魔しました。こちらのお庭は本当に素晴らしかった。絵も見れたし。この時点でだいたいお昼過ぎ。そろそろお昼ご飯を食べようかと話し始めたころです。
なんというか・・・本物はガッツリ系のラーメン屋さんの店長さんのTシャツぽいなと・・・(大変失礼)。教科書でも見かけます雲竜図。見事の一言です。
さすがは臨済宗、禅寺。龍の絵はさておき、庭を眺めているだけで非常に落ち着きます。
さて、こちらを後にしたのち、嵐電嵐山駅の近くにて軽食を済ませました(写真は撮り忘れました・・・)。だいたい2人で1000円もあれば昼食が取れます。
ここまでの合計金額
●天龍寺拝観料 500円×2
●昼食代 500円×2 合計2000円
ここから後半に入ってまいります。残り3000円。ホテル代もまだ支払ってないのに大丈夫だろうか。夫婦で「これは・・・(以下略)」と話が出始めたのはこのあたりからです。
福岡県北九州市②蒲生八幡宮と勝山公園でも秋発見★秋学習タダ旅
こんにちは。
先日「北九州市交通公園」と「とばた麺之介」のレポートを書きました。
今回はその続きをレポートします。
今回はGo Toトラベル期間中ということで、じゃらんnet を利用しホテルを予約しました。今週末もまたGo Toで、近場の福岡市に行く予定です。夫婦ふたりで2000円のホテルに。笑
北九州市は意外と洗練された街だなーと改めて感じることが出来ました。
まず今回行きましたのが小倉南区にあります厄除けの神様をまつっております「蒲生八幡宮」です。
非常に歴史があり、本殿・幣殿・拝殿がそれぞれ独立した建築様式の蒲生八幡宮。小倉北区の有形文化財になっています。
住所は小倉南区ですが、小倉北区の住宅街からもほど近くまた駐車場もしっかりと完備されているため非常に訪れやすかったです。駐車場は境内にほど近い(というか境内の中にあるような・・・)ため、車での参拝がおすすめ。
境内には鳩さんがモニュメントになっている石碑が。
こじんまりしていますが、奥行きのある社殿が歴史を感じさせます。
小倉の神社と言えば、都心にあります「八坂神社」を挙げる方も多いと思います。しかし、小倉には小さな神社が各所に点在しており、そういった場所にこそ趣を感じることができます。特に小倉北区の中心街はもともと城下町だったこともあり、神社もお寺もたくさんあります。小さな神社巡りなんかも面白いかもしれません。
そしてこの日のお昼から、小倉城のお膝元に在り、なおかつ小倉北区でいちばん人気のある公園「勝山公園」に行ってきました。
ひ・・・人がいない・・・だとぅ!?
いつもこの公園は多くの人でにぎわっているのですが、なんといってもこの時世間は四連休・・・ みんな遠出してるんだなぁ・・・いいなぁ・・・ケッとすねながら、手作りのお弁当を持参し昼食をとりました。
小倉の都心にある公園ですが、小倉北区は豊かな自然とほどよい都会感が魅力の街。勝山公園の周りには官公庁が集中しており、高層マンションも立ち並んでおります。まさに「都会のオアシス」ともいえるこの公園。平日・休日問わず多くの人がこの公園を行き来し、ランニングコースを走ったり、子供を遊ばせたり・・・小倉北区民の憩いの場です。小倉北区は文教地区としては非常に良い環境であると常々感じております。
勝山公園のすぐ隣には「勝山中央図書館」があります。親子図書館も併設されていますので、お子様連れには非常に良い環境となっています。「小倉城」「松本清張記念館」もすぐそこ。細川忠興公バンザイです。
ちなみに・・・
第二次世界大戦当時、当初の米軍の計画ではこの小倉北区の勝山に原爆が投下される予定になっていました。幸か不幸か、天候が悪かったため米軍は小倉への攻撃を断念。小倉は爆撃の被害を免れ、第二の候補地であった長崎が選ばれたのです。ちなみに、長崎はわたしの一番大好きな県です。
小倉は長崎・広島に続く第三の平和祈念の街でもあります。
だから北九州市って鳩が多いんだよなぁ。
駐車場は周辺にコインパーキングもあり、利便性は高いです。
ぜひ遊びに来てください。
大分県中津市①「三光コスモス園」にて
秋はコスモスの季節である。諸君もそうは思わんかね。
というわけで!!!
行ってまいりました~~~「三光コスモス園」(※1)!!
いやぁ~非常にきれいでした。東九州道の上からも見ることができるのですが、田んぼ何個分だ?ってくらいの広い敷地に、一面にコスモスが咲いています。九州のコスモス園で言えば、「キリンビール福岡工場」もビール祭りのようになっていて、またいろいろな出店も出店されるので(※2)非常に楽しめるのですが、今年はどうやら行っていないようで。
ちなみに今日の「三光コスモス園」、我が家には4歳の女の子がいますが、帰る間際まで「まだ見る~!!」どだだをこねるくらい楽しんでいました。
※1「三光コスモス園」:
大分県中津市三光(毎年場所が変動するそう。ハナマルはiPhoneのナビに「三光コスモス園」と入力するときちんと出てきたため迷わずに行けました。)駐車場:有・2020年は例年行われているコスモス祭りは開催されていないようです。
※2「キリンビール福岡工場」コスモス祭り
例年行われている飲食店出店型のお祭りは2020年は中止が決定しています。
東九州道の目の前ですので、九州にお住いのかたならもちろんのこと、九州外のかたでもかなりアクセスしやすいコスモス園です。この秋の行楽にぜひいかがでしょうか。
福岡県北九州市①こどもも大人もほっこり秋学習タダ旅
こんばんは!ハナマルと申します。
毎週末「いかに安く旅ができるか」をテーマに各地をぐるぐるしています。
九州住まいなので九州を中心に、自然・歴史・文化探訪をテーマにお届けしていきます。
では早速第一回
本日は「北九州市交通公園」そして「とばた麺之介」さんにお邪魔してきました。
まずは北九州市交通公園さんから。
各地に交通公園はあるかと思いますが、北九州市の中心街から車で5分~10分程度の距離にあり休日には多くの家族連れでにぎわっています。もちろん無料です。本日は娘にとっては3回目の自転車コギコギ挑戦ということで、大いに乗り回ってもらってきました。
秋晴れの中、ここ初心者用の「基本コース」では私の娘のほかにも多くの幼稚園~小学生の子供たちがたどたどしい自転車を練習していました。夫婦でベンチに座りながら、遠巻きに構内を迷惑運転中のおっとり娘を眺めていました。
上手に乗れなくてもしっかりと周りを見さえすれば、この場所には同じように自転車初体験のBOYS&GIRLSがたくさんいますから、安心して練習できます。30分ほどしましたら、アナウンスが流れ、自転車を返却するよう促されます。30分に一度自転車を返するシステムになっているようです。自転車自体はたくさんありましたので、待っている人がいなければまた申し込みをして自転車を借りることができます。
また、自転車初心者用の「基本コース」のほかに、自転車が乗れる子ども・大人用の「一般コース」もありました(写真を撮り忘れてしまいました・・・)。こちらは信号や踏切、一方通行など、実際の道路標識に従って自転車を運転します。交通法規の基本を学んでから、挑戦したほうがいいと思います。見たところ、小学生以下のこどもたちは保護者の方と一緒にチャレンジしていました。お友達同士で来ていた子たちもたくさんいました。ボランティアのおじさんたちが構内を見守ってくれているので安心できます。私も小さなころによく来ていましたが、ここは非常に楽しいです。
そしてもう一か所。こちらは北九州交通公園から徒歩1分の場所にありますうどん屋さん「とばた麺乃介」さんです。
ここはガチでうまい。これで700円です。
こちらも700円。
北九州市には「豊前裏打会」という、いわば【うどんユニオン】が存在します。この「裏打会」のグループ加盟店は北九州各所に点在しており、どの店舗も独自の透明感の高いつるつるで歯ごたえのある細麺を使用しており、あごだしのこれまた透き通る角のない味わいのお出汁、平たくサクサクとした香ばしい「ごぼ天」が特徴です。北九州に来たなら一度は食べておきたい「資さんうどん」とならぶうどんの名店です。
北九州で「豊前裏打会」の名を知らない人はいません。いたならそれはきっとエセ北九州人だ。ちなみに、うちの娘さん(4歳)もここのうどんが大好きです。子供用のお皿も準備してもらえますし、広いお座敷席も5台ほどありました。テーブル席もたくさんあります。「北九州パレス」という体育館の一階に入っていますので、駐車場もひろいです。しかしさすがは人気店、平日はお昼休みのサラリーマンで、休日は家族連れでおおいににぎわっていました。
「豊前裏打会」の加盟他店舗についてはまた後日レポートします。
ぜひ皆様ご賞味あれ。